いいトレになった、今回の横倉山行き
今日の横倉山行きは、横倉宮裏の 「馬鹿試し」 で、1884年に
牧野富太郎博士により発見され、新種として学会に発表された
「ヨコグラノキ」 の基準標本木の解説板を設置するのが目的の山行でした。
第3駐車場にて。 手分けして荷物を担いで横倉宮まで登ります。
私も材料と道具を担いで登ったのですが、
現地からの投稿で、支柱の丸太と書いてしまったのは間違いで、
ほんとは、解説板の上下部分の横木の丸太でした。
ずっしり重いというほどではなかったけど、反対側の手には、
土を掘るときに使う、鉄製の棒も持って、ストック代わりにして上がりました。
まあ、ストック代わりとしては少々重めでしたが、
それほど手こずることもなく、上がれました。
途中、杉原神社の先の山小屋で小休止。
登山道は、段々坂もあり、途中でキツくなるかな、とも思ったけど、
“心拍数は上がってるけど、息は上がらない”
という、とてもいい感じな状態で登っていけました。
調子に乗ってきて、一人どんどん登ってしまい、後ろの方々が
見えなくなってしまいました。
時々、担いだ丸太をずらして、重心を変えながら登って、
最後の長い階段にかかる前に、丸太を左肩に持ち替えて、
おっし、休まずに一気に登りきってみよー!
で、ほんとに一気に登りきってしまいました。
でもたぶん、明日あたり、三角筋とか痛くなるんじゃないかな。
わたしも、穴掘りと、柱の元の地固めを手伝いました。
面白かったです。
これが、「ヨコグラノキ(クロウメモドキ科)」の、基準標本木です。
解説板の場所から神殿横を通って、馬鹿試しの
岩場の少し手前あたりにあります。
だいぶ傷んでいますが、ちょっとでも長生きしてもらいたいです。
ちなみに横倉山には、この標本木のほかに、「ヨコグラノキ」が、
確認されているだけで64本、うち2本は枯れてしまったそうですが、
南遊歩道下の斜面にも自生していると考えられることから、
100本程度はあるのではないかとのことです。
本日は、植物研究家の大倉浩典先生も同行され、
「ヨコグラノキ」の説明をしていただきました。
大倉先生は、横倉山には1年に300回ほど登っておられるそうです。
負けた、、。(^_^;)
横倉山に自生するキクの種類も教えていただけて、
とっても嬉しかったです。
枯れかけのイナカギクの花も手にとって、教えてくれました。
そしてこれは、ヤマジノギク↓
キク科の花って、こうして一つ一つ、きちんと教えていただけたら、
助かります。
楽しかったです。フォレストクラブのみなさま、お疲れ様でした。
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