« 今朝は4時起き | トップページ | 土佐軍団揃い踏み »

2007年10月12日 (金)

土佐言葉について、ちょっと思い出したこと

このブログよりだいぶ前に、日記がてらに書き始めた、元祖『ちょっと書いてもうか』
の方の古い投稿を見ていたら、こんなのが出てきました。

  

     *   *   *

  

2006/11/10(金) 忘れるからこそ、また得られる喜び        Kumori

この前の休日、久しぶりに本棚から数冊、単行本を取り出して読んだ。
その中の一冊の中に、井伏鱒二の 『へんろう宿』 という短編があった。
ああ、そう言えばこんな短編があったっけ。

ずうっと前に読んで、題名は覚えているけど内容はどんなだったか
読み直すまで思い出せない小説はけっこうある。
そんな短編をもう一度読み直すときのあの感覚は、けっこう嬉し楽しい
気分だったりする。
これを読んで、ずうっとあとに楽しい思いをするために、また忘れておこう、、
とさえ思うことがある。
そんなだから、題名すら忘れていた短編なんかはもう、極上ものなのだ。

『へんろう宿』は、極上ランクだった。少し読み始めると、
うんうん、、、土佐弁が出てくる。
それも、昔懐かしい、いい味のある土佐弁だ。
こんないい土佐弁の会話、今はもうめったに聞けなくなってしまった気がする。
話の内容は、へんろ旅の途中で一泊したへんろ宿での聞き話で、
何か特別なことが起こるわけでもなく、淡々として終わるのだけど、
本来へんろ旅とはそんなものだったのではないか、と思ったりする。

なんて、一度もへんろ旅をしたことのない私がこんなことを言うのも
生意気かもしれないが。
だけど子供の頃から毎日、お遍路さんは見慣れているし、
今はもうあまり聞かれなくなった、 「つかあさい。」 などという土佐言葉が、
ものすごく心地よく感じてしまったのだ。

埃臭い単行本、読んで忘れて、また引っ張り出したくなって、、、、、、、、

  

そんなちょっとした楽しみも、人生にはあったりするのである。

 

   

  *   *   *

   

う~ん、   11ヶ月ほど前に書いたものだけど、 『へんろう宿』 、
あの淡々とした感じがやっぱり今でもすごく好きだし、たぶん何度読み返しても
いいなあ、、と思うと思う。
著者は、実際に へんろう宿に泊まったわけではないようだけど、
昔ながらの土佐言葉の語り口に、何の違和感もなく、
すごく自然に情景が浮かんでくるのです。
好きだー。   

そういえば、今日から土佐清水を舞台にした 『歌姫』 が始まるそうだけど、
見ます。楽しみです。土佐弁も楽しみやけど、
映画やドラマで聞く土佐弁って、やっぱり地元の人間にしてみたら、
 「あ、そのイントネーションちょと違う、、。」
とか思ってしまうのはまあ、それなりに受け止めて見るわけですが、
今まで見たドラマの中で、こんの人は、完璧!

と思えて、そしてなおかつすんごい面白くっていい!
と思った最強の土佐弁は、
 その昔、渡哲也さん主演の 『はぐれ雲』 に出てきた、
”坂本龍馬” をやった俳優さん。

ありはあ、誰だったの? あ~ぴょんまだ子どもだったし、そのときは
ぜんぜん知らない人だったのです。 でも、もしかしたらあの人かな?高知出身の。
ちなみにそのとき同時に出演していた、”岡田以蔵” 役は、川谷拓三さんでした。
それははっきり覚えている。
今日の 『歌姫』  に出てる長瀬君も、岡田以蔵の役をやったことがありますねぃ。

あ~、そんなこと書いていたら、始まってしまった。

|

« 今朝は4時起き | トップページ | 土佐軍団揃い踏み »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 今朝は4時起き | トップページ | 土佐軍団揃い踏み »