« 時間切れ、、、 | トップページ | 続いて、今度は、、身の毛もよだつ体験を、、ひとつ。 »

2007年8月15日 (水)

こんな、こともあったりした、という話をひとつ。

かれこれ6年ぐらい前のこと、、、

その当時、仕事をさせてもらっていた職場の感謝祭的なイベントに出かけるため、
朝、乗り合わせである人の車に乗った。
遠縁でもあるその人の車の、助手席に別の男性が乗り、私が後部座席に乗って
出発すると、いきなりカーステレオから芝居がかった音が聞こえてきた。
とたんに助手席の男性が、

 「何~、これぇ?」 

とあっけに取られたような声を上げた。
しかしあ~ぴょんは秘かに、

 (あ、これもしかして、堀部安兵衛のが?)

と思った。思ったけど確信がなかったので黙っていた。
すると、運転している遠縁の人が、

 「三波春夫先生ぇの、浪曲よ。えいろがや?」

と言ったので、やーっぱり堀部安兵衛や。たしか、決闘高田馬場、やったっけ?
と思ったが、助手席の人が、

 「こーんなん聴きゆうがぁ?しかも、車で。」

と言い、おもむろに後ろを向いて、

「どう思いますぅ?」

とあ~ぴょんに聞いてきた。さすがに返事に困って、 えへへ、、みたいな変な笑いで
誤魔化してしまった。その人はたぶん私も自分と同じく呆れていると思ったことだろう。
しかしあ~ぴょんは、あの場では何にも言わなかったが、その時かかっていた
三波春夫先生ぇの、「決闘高田馬場」は、小さい頃に何度も聴いたことがあり、
知っていた。家に、レコードがあったのだ。
さすがに自発的に聴いていたわけではないが、当時、けっして裕福ではなかったのに、
うちにはなぜか昭和歌謡のレコードなどがどっさりあり、育ての父がよく聴いていたのだ。
あ~ぴょん自身はその頃大好きだったアニメのドーナツ盤などはわりと
買い与えてもらっていて、片っ端からかけて聴いていた記憶がある。

 「決闘高田馬場」であるが、父はとてもお気に入りだったらしく、堀部安兵衛が雪道を
駆けていくときの、「ぁさくっ、さくっ、さくさくさくさくっ!」 っていう場面などは
子どもだったあ~ぴょんにも印象に残っていて、すごいなあ、と思ったし、
覚えていたのだ。
あと、「先生ぇっ!」「おおっ、蕎麦屋か!」 とかいう場面があるの、
あれは「俵星玄蕃」ですか?とにかく、三波春夫先生ぇの浪曲歌謡の
あの臨場感は、すっごかったよなぁ、、、、
と、何かのきっかけで思い出すことはあった。
しかしまさかこんなところでまた聴くことになるとは思っていなかったし、
その遠縁の人が聴いているなんて思ってもみなかったので、そっちの驚きに一人、
変なおかしさを噛みしめていた。

 「実は私、知っちゅう。」

そう言おうか言うまいか、、結局言わず仕舞いだったが、
後から思った。確信はなかったけど、最初に聴いたときポッと、

 「ほりべぇやすべぇや。」

って、何気に言えば良かったなー。って。
たぶん、遠縁のその人は、「知っちゅうがか?」と驚いて、喜んだんじゃないかな。
いや別に深い意味はなくて、ただそうするほうがぜったいおもしろかったと思うので。

最初の突っ込みどころで足を止めて、躊躇したり考えたりしていると、
一番オイシイ瞬間を逃してしまうと、、、ものすごく思う今日この頃です。

ちなみにあ~ぴょんは、高校卒業後、実は高田馬場駅のわりと近くに住んでいた
ことがあって、堀部安兵衛のあの話が「決闘高田馬場」という題名だったと
知ったときは妙に嬉しかったりした。
(子どもの頃は、曲の題名知らなかったし、話の内容はチンプンカンプンだったので。)

|

« 時間切れ、、、 | トップページ | 続いて、今度は、、身の毛もよだつ体験を、、ひとつ。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 時間切れ、、、 | トップページ | 続いて、今度は、、身の毛もよだつ体験を、、ひとつ。 »